第2回定例会が閉会。他市並の議員定数に削減を求める請願は否決

おはようございます。

昨夜(23日23時過ぎ)令和2年第2回定例会が閉会し全ての会議を終えました。

今定例会では、主に国や都で制度化した補助金を活用した新型コロナウィルス感染症対策が盛り込まれた第4回までの補正予算が提案され可決されました。その中には国が進めるGIGAスクール構想を実現する小中学校に一人一台のタブレット端末を整備する予算なども含まれています。(既に契約議案も可決しており、9月末の納品を目指しています。)

市の独自施策としては、小金井宮地楽器ホール使用料補助、PCRセンター事業補助金、ひとり親世帯に対する臨時特別給付金や、学生支援として学校休校中の駐輪場利用料金を二カ月分補助する施策など我々が求めてきた政策なども盛り込まれております。多くの皆さんの下へ施策が届くことを願い、私もお伝えして参りたいと思います。

また、最終日にはその他多くの議案・請願・陳情・意見書・決議の採決が行われ課題の残る形となりました。ポイントとなるものをピックアップしてご報告申し上げます。

(以前掲載いたしました。一般質問の質疑はこちらからご覧いただけます。)

小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書

  • 議員定数他市並み2名削減することを願う市民の方からの請願書(署名約280筆)
    今後の活動も注視し協力して参りたいと思います。
  • 残念ながら 否決 となりました。(リンクから討論がご覧いただけます。
    【賛成10】小林、宮下、、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺大三、篠原
    【反対13】鈴木、村山、岸田、沖浦、板倉、水上、田湯、斉藤、片山、白井、水谷、坂井田頭
    ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 請願書はこちらからご覧いただけます。

小金井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例

  • 新型コロナウィルス感染拡大による市民生活への影響を鑑み、7月の議員報酬の20%減額を提案するもの。
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成18】小林、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺大三、鈴木、村山、岸田、沖浦、片山、白井、水谷、坂井、田頭
  • 【反対1】斉藤
  • 【退席4】板倉、水上、田湯、篠原

小金井市新型コロナウィルス感染症対策基金条例

  • 新型コロナウィルス感染拡大により深刻な影響を受けている市民・事業者を支援する目的とし提案するもの。(上記の削減された報酬も積み増す予定)
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成22】小林、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、鈴木、村山、岸田、沖浦、渡辺大三、片山、白井、水谷、坂井、田頭、斉藤、板倉、水上、田湯
  • 【退席1】篠原

議員案第50号令和2年度小金井市一般会計補正予算(第4回)に対する決議

  • 新型コロナウィルス感染拡大に対する支援策をより充実させることを提案するもの。
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成18】小林、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺大三、片山、白井、水谷、坂井、田頭、斉藤、板倉、水上、田湯
  • 【反対5】鈴木、村山、岸田、沖浦、篠原

第5次基本構想・前期基本計画の内容について新型コロナウィルスの社会的影響を踏まえることを求める決議

  • 新型コロナウィルス感染症の教訓を、市の最上位計画に責任をもって反映させることを提案するもの。
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成14】鈴木、村山、岸田、沖浦、渡辺大三、片山、白井、水谷、坂井、田頭、斉藤、板倉、水上、田湯
  • 【反対9】小林《討論》、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、篠原

新型コロナウィルス感染症を踏まえ、新庁舎及び(仮称)新福祉会館建設に関して、慎重な検討を求める決議

  • 新型コロナウィルス感染症を踏まえ、財政面・設計面においても一度踏みとどまり慎重な検討を提案するもの。
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成14】小林、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺大三、片山、斉藤、板倉、水上、田湯
  • 【反対9】鈴木、村山、岸田、沖浦、篠原、白井、水谷、坂井、田頭

新型コロナウィルス感染の情報公開の在り方に関する決議

  • 新型コロナウィルス感染拡大によるクラスターが発生病院の情報などに関する情報公開の在り方を提案するもの。
  • 可決 ※五十嵐議長は採決に加わらず。
  • 【賛成18】小林、宮下、紀、渡辺ふき子、湯沢、遠藤、吹春、清水、渡辺大三、片山、白井、水谷、坂井、田頭、斉藤、板倉、水上、田湯
  • 【反対5】鈴木、村山、岸田、沖浦、篠原

不動産価格の急激な下落に備え、都市農地保全のための措置を求める意見書

  • 新型コロナウィルス感染症の影響により、不動産価格が大きく下落する可能性が指摘されている農地を保全するため国に対し要望するもの。
  • 可決【賛成23】全会一致 ※五十嵐議長は採決に加わらず。