平成26年第4回小金井市議会定例会

1 民生委員・児童委員の体制強化を

民生委員・児童委員さんは民生委員法および児童福祉法により厚生労働大臣から委嘱を受けて、地域の方々の相談窓口となり、ボランティア精神で行政や関係機関とのパイプ役を務めていただいております。現在小金井市には、担当地区を分けて65人の民生委員・児童委員さんが活動されています。しかし荷が重いのではないか等の理由により、19地区で欠員が生じているのが現状です。負担増及び欠員の課題は改善が進んでいません。

⑴ 仕事を明確にして業務への負担感を減らすために

民生委員の役割について整理をし、例えば、自治会の加入率を上げるなど地域ネットワークを高める事で、負担軽減に繋がると考えますが如何でしょうか。

答弁者  (福祉保険部長) 地域の人たちが共に地域の事を考える環境の構築が必要だと考える。

⑵民生・児童委員協力員制度を有効に活用しないか

民生委員・児童委員の業務に協力し、一緒に活動することで、地域の安全・安心を高め、地域福祉力の向上を図ることを目指した民生・児童委員協力員制度を有効に活用することで、協力員として仕事を体験してもらってから、正式な委員に移行していただく事で、欠員問題の解決につながると考える。

答弁者  (福祉保険部長) 今後、積極的にその様な方向でも活用したい。

⑶ (仮称)庁内横断サポート会議で相談へのサポート体制充実を

市民の課題は多重化して、民生委員さんへの相談は多様化している。多重課題の解決策を共有し、未然に防ぐための対応などを検討する(仮称)庁内横断サポート会議を設置し、組織をまたがる課題解決の支援ができないか。

答弁者  (福祉保険部長) どういう方向で進められるか考えたい。

2 イキイキとしたまちづくりの為に、生涯学習の充実を

小金井市は、年齢を問わず「学びたい意欲」と「伝えたい意欲」が盛んな地域です。地域特性を活かし、生涯学習を通してイキイキとしたまちづくりを提案したい。

⑴ 愛知県各務原市の「木曽川アカデミー」を参考にした生涯学習の充実を

具体的には、市民や大学等の講座と連携し、様々な講座を集めた総合冊子の作成。講習の単位認定制度を導入し参加意欲の向上を目指す仕組みが作れないか。

答弁者 (生涯学習部長) 講座の情報が分散している現実がある。総合冊子は非情に有効な手段と考えるので参考にしたい。単位認定制度については研究に努めたい。

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