小金井市議会議員 【 小林まさき オフィシャルサイト】

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議会運営委員会行政視察報告 (2014.07.16-07.17)

議会運営委員会行政視察報告 (2014.07.16-07.17)

一日目

  • テーマ/場所: 「議会基本条例(施行後の状況等)」について 長野県大町市
  • 期間:2014/07/16 (1日)
  • 視察内容:

   大町市は長野県の北西部、北アルプス山岳を連ね市域は565km2で、人口約3万人の四季を通じた山岳観光都市です。その中で、2010年9月に議会基本条例を可決し、その取り組みは雑誌やメディアでも取り上げられてきました。その中でも施行後の状況等をおりまぜて、幾つか代表的な取り組みを特にご説明いただきました。

  1.    「政策調整委員会の設置」DSC_0201
    条例の中で年に最低一回の市民との「意見交換会」を義務付けており、市内を6地区に分けて開催。その企画・運営と、意見等の整理・集約。またその他政策立案・政策提言を推進するための機関(現在は、乾杯条例を検討中との事)として、正副議長、常任委員会委員長、議運委員長、左記に該当者のいない会派から1名を選出した、政策調整委員会が要綱設置されております。
  2.   「市議会災害対策支援本部行動指針」
    災害時に市議会が、市対策本部を支援するとともに、議会として迅速かつ適切な対応を図るため必要な事項を定めたもの。
  3.   「事務事業評価の導入」
    議会基本条例(15条1項)の意義・目的より、市政の更なる発展のために、昨年から本格的に実施を開始されております。6月定例会から9月定例会最終日までの間でスピーディーに評価結果を出すことで、来年度予算に活かす事ができるようにしていることが、
    特徴です。

 

 

  • 所感DSC_0199

意見交換会については、議会が一方的に報告をするのでは無く、5分程度の報告の後、あまりテーマを絞らずに意見交換を行っているというのも特徴でした。お話を伺っている中で、市民が議会に対して関心が薄く、意見交換会の参加者が増えず(若者も少ない)、どの様に周知を行えば良
いかということは、今後も課題であるとの率直なお話もいただきました。
「市議会災害対策支援本部行動指針」の設置の根底には、災害時に各々の議員が、市の対策本部の足を引っ張ることが無いようにするというのが、大きな目的としてあり、私も3.11の経験からも非常に重要な視点であると同感いたしました。
広報については、充実をしており、カラー表紙で冊子型の議会だよりはとても読みやすく、CATVでの本会議中継も行われている。市域の状況などから、抱える課題は異なる部分も多いですが、全議員の一年間の活動実態調査(時間帯の職務内容の提出)を行われるなど、積極的な取り組みについてとても参考になりました。

 

二日目

  • テーマ/場所:「議会改革(政策形成会議・課題調整会議など)」について 新潟県上越市
  • 期間:2014/07/17 (1日)
  • 視察内容:

1405559398310 新潟県の南西に位置する上越市。昭和46年に2市が合併、平成17年に13町村の合併(編入)により、平成19年には特例市に移行した、人口20万人都市(28自治区)です。因みに面積は小金井市の90倍。平成27年春の北陸新幹線開業に向けて盛り上がっていいます。

さて、議会基本条例は平成20年4月の自治基本条例施行を受け、平成21年5月から議会基本条例策定検討委員会を設置し、約1年半後の平成22年11月可決しております。

もっとも今回注目をしたのは、18条に定める「課題調整会議」と肝煎りの「政策形成会議」でした。「課題調整会議」は広報広聴委員会が聴取したご意見の対応を協議するための会議で、「政策形成会議」は、無所属議員も含め全ての会派から選出し、議場からの諮問案件について専門的に検討し、議会として政策立案及び政策提言をするための会議です。

その他、事前質問にもお答えいただきました。DSC_0213

  1. 条例制定後、まだ全市民には周知できていないとし、関心のない方への対応、理念条例にならないための検証作業などを定期的に行っている。
  2. 「広報広聴委員会」は地方自治法100条第12項の規定に基づき設置している。
  3. 「付属機関の設置」について設置例はないが、今後「空き家条例」を策定する中で、設置を検討する。
  • 所感

条例は、「市民により開かれた議会、信頼される議会、そして市民の信託にこたえる議会へ」という明確な目的を定めており、「政策形成会議」等、先進的な取り組みが盛り込まれているのが特徴です。今回ご説明を頂いた方(議員)のご様子からも、この条例を掲げ、議会が誇りをもって活動に当たられ、市民ニーズに応えていきたいという姿勢が伝わってくるものでした。
その様な事からも、広報も充実をしており、市政に関心を高めてもらう為の工夫として、全面カラーの議会だよりの愛称募集を行ったり、議会ポストを設置しいつでも市民意見を聞けたり(意見の取り扱いは議長が決定し、適切に回答を検討の上、返信を行う。)、CATVでの本会議中継も行われている。(中継は市の持ち出しはゼロ。録画映像を市が購入し、インターネット配信もおこなっている)
本市議会基本条例策定代表者会議において、どのように形にしたら良いか、検討をしている部分について、多数参考になるお話を聞けた視察となりました。

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