空き家対策を前に

小金井市には平成26年に制定された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づいて、平成31年(2019年)3月に、小金井市空家等対策計画が策定されました。

小金井市内にも、管理不全の建物が目につき、防火防犯の観点からもご近隣の方々は非常に心配をされながら日々を暮らしておられます。

今回は、そのような空き家問題を長年抱える自治会の皆さんにご提案させていただき、担当職員さんにもご協力を頂き、説明会および質問会を開かせていただきました。

現在、計画に基づき、特定空家等認定基準の作成が終わり、来年度の「立入調査」の準備段階となります。立入調査が終われば、「特定空家等」の認定があり、助言、勧告、命令、行政代執行と流れて参ります。「勧告」(法14条2項)の段階で、固定資産税等の住宅用地特例の除外となりますので、ご負担などを考えれば、私としては、立入調査と対象となった段階での対応を望むところであります。

安全と安心の暮らしを守るため、今後も空家問題にしっかりと取組んで参ります。