もくじ
投票率向上に向けた具体策について
本市においても、投票率向上と開票速度の改善については、私自身も繰り返し触れてきましたが、過去からの課題となっており、本年3月21日に行われた小金井市議会議員選挙の様子も振り返り、改めて早急な対策が望まれる。
⑴ 期日前投票最終日(土曜日)の複数会場開催について
⑵ 当日の投票所を選べる「共通投票所」の実施について
「共通投票所」は、2016年の公職選挙法改正により加えられた、「通学区域など地域ごとの投票所のほかに、駅前や大型商業施設など、だれでも投票可能な共通の投票所を設置できる」される制度です。私はかねてより、高齢化などが進む中で、投票区の区割りが住居と会っていないとか、お出かけのついでに済ませたいなどの要望から、この制度を使って、当日、投票区を意識することなく投票ができた方が、投票率向上につながることからと要望してきた。
⑶ 主権者教育にも繋がる「親子連れ投票キャンペーン」を開催しないか
2016年の公職選挙法改正では、18歳未満の投票所内への入場も認められた。投票率向上のために、市民の方が「投票済の証明書を見せてくれたら割引します」など工夫を頂いている。家族で投票に行くことが促せたら、投票率向上につながり、早い段階からの主権者教育にもなる。
防災力を向上させるための取組みについて
コロナ禍に於いても災害は待ってはくれない。防災力をアップさせるための取組みはどのような状況であっても進めるべきです。
⑴ 防災士の育成と強化について
「小金井市防災士会」を結成し地域で防災士を活かさないか
全国の自治体では地域防災力強化のために、防災士は地域防災力強化に貢献すると認知されており、自治体による地域防災力向上の取り組みの一つとし防災士の育成・強化の取組みが進められている。防災士研修センターのホームページを確認すると、防災士資格取得への助成制度等の実績がある自治体は数多くあり、東京都内でも16自治体の名前が挙げられている。
目黒区での「地域防災力の向上を目指して 防災士フォローアップ研修講座」なども非常に重要な取り組みだと考える。小金井市でも防災士に、地域防災の力となっていただけるように、フォローアップ講座などを開催して、顔の見える存在として掌握すべき。
⑵ 小金井市防災計画に防災士の役割を位置づけないか
活動をする上で、認知されている、位置づけられていることが大切だと考える。さいたま市などでは、地域ごとの「防災アドバイサー」として認定して、活動を後押ししている。また地区防災計画の中で位置づけを明確にしている自治体もある。
⑶ 防災行政無線等の個別受信機の配布の検討状況について
確かに電話やLINEという方法もあるが、その場合、定期的に把握しているお電話番号が繋がるのか、家族構成はどう変化しているか等、常に把握しておく必要がある。
⑷ 本町4丁目の国有地など、防災機能を持った公園を増やさないか
中野区(人口33.4万人、市域面積は15.59平方キロメートル)は、防災マップを15地域に分けた保存版の「地域防災地図(地域版)」というのがありとても分かりやすい。更に、防災公園がいくつも市内にあり、平時には多くの人が集う場としても有効に活用されている。
質疑の様子は動画(YouTube)でご覧いただけます。(0h03m05s から再生)