もくじ
家電の回収サービスについて (日曜議会)
各種家電製品には、各種希少金属が含まれており「都市鉱山」と言われている。自治体の負担を減らし、家電製品を正しくリサイクル推進できるサービスを提供する自治体が広がっている。
各種家電製品に含まれる金・銀・銅・レアメタルなどの各種希少金属について、家電のリサイクルを通じた資源確保を進めるという国の方針は承知している。
本市は、リネットジャパン株式会社とは令和元年5月30日付で協定を締結し、同年6月から使用済小型家電・パソコンの宅配便回収サービスを展開してきていることから、議員ご紹介の取り組みについては関心を持っていたところです。
家電4品目と小型家電の回収を一元的に申請できる仕組みを市からご案内できるようになることは市民対応の簡潔化、迅速化が期待できる。また、特に家電4品目は重量物が多く、ご高齢の方等からは宅内からの搬出にお困りの方が多いように見受けています。エアコンの取り外しは今後展開予定のようですが、テレビ・冷蔵庫・洗濯機については既に搬出していただける状況であることは、市民サービスの向上が見込めるものと考える。
小金井市でも、連携協力協定を結ばないか
家電4品目を追加するに当たりましては、現協定とは別にリネットジャパン株式会社にSGムービング株式会社も含めた3者協定が必要となるようですが、市民の皆様の利便性向上に加え、家電の回収・リサイクルにおける課題解消も期待できることから、3者協定の締結に向けて、どのような手続きが必要となるのかなど、前向きに検討させていただきたいと思います。
北大通りの整備について
まずは11月に長年要望してきた、「シェアモビリティ事業の実証実験に関する協定」を締結いただき感謝申し上げる。公有地5か所にシェアサイクルのステーションを設置頂きました。今まで、小金井市だけがぽっかり空いていた穴が塞がり、さらなる交通ネットワークの充実が期待されるところです。また各種利用データの提供も受けられるという事で、自転車総合計画策定にも行かされることを願っております。
道路の舗装(自転車走行空間)の課題と今後の対応について
北大通りは道幅も狭く、自転車ナビマークかある部分を自転車で走行するのはとても危険な状態である。特に、東側はアスファルトの劣化などもあり段差もあり危険な状態。現状や不具合について認識を確認する。今後の北大通りの整備についてどのように考えているのか。
北大通りは市道の都市計画道路として一番最初に整備した路線で、また、東から西に整備を行っていることから、東区間は特に街きょの劣化が激しい状況です。
また、街きょと接するアスファルト舗装も大型車両の通行により「わだち」等が発生している状況でございます。部局としましては、順次、予算の範囲内で補修を実施している。自転車が快適かつ安心・安全に通行できるよう引き続き、予算の範囲内となりますが、補修を実施して参りたい。
歩道の整備(植栽の管理)の課題と今後の対応について
歩道を走行する場合において、とても狭く歩行者とすれ違う場合、ヒヤッとする場所も多い。(緑の基本計画)植栽を見直すなどして歩道を広くすることについて検討はできないか。
北大通りの低木であるオオムラサキツツジは、幹も太く、定期的に剪定しても植栽帯をはみ出る程、すぐに大きくなる傾向がある。本市の「みどりの基本計画」では、「樹木は定期的な剪定や伐採、植え替えが必要です。狭い土地の樹木や、公園、道路など常に人が利用する場所の樹木は、大きくなり過ぎたり、過度に干渉し合っていたり、弱っている場合には 、樹木の健全性の確保と人の安全性の確保の両面から、樹木を間引く・再生するなどの措置が必要です。」と示されている。部局としましては、道路の利用者の安全・安心を最優先と考え、順次、低木の入れ替えを行って参りたい。
高齢者が歩道を通行する際に、トラブルになることも少なくはない。例えば、藤枝市の「自転車用高齢者マーク」の様なものを取り入れることはできないか。
高齢者が自転車を運転していることを周囲に知らせ、安全確保に役立つものと考えておりますので、他市の状況等を研究して参りたい。
公民館本館について
公民館は、誰もが気軽に立ち寄り、共にまなび、共にふれあう市民交流を進める身近な社会教育・文化機関として市民に生涯学習の機会を提供し、各種の活動を支援する目的で、各館多くの団体の方々に愛され、利用されており、活動の拠点としての適切な維持管理が求められます。
設備や備品の管理(集会室の畳替え、学習室の電子ピアノ)について
市民の方からどのような要望などが届けられているのか。
公民館本館は、昭和48年に建築された建物であり、建物、設備、備品を含め老朽化が進んでいる状況です。現状、利用者からは、集会室の畳の劣化、学習室Aに設置している電子ピアノの故障、貸出用のラジカセの故障に関する要望、苦情が寄せられている。
集会室の畳の劣化、学習室Aに設置している電子ピアノの故障に対する対応は方針は。
集会室の畳に関しては、現状、畳の変色、汚れ、ささくれが見られるほか、場所によっては凹みが生じている状況です。前回、畳を取り替えた時期は把握できていません。畳の取替えの必要性は、担当としても、認識しているところですが、修繕の費用、利用状況、活動への影響等も考慮し、時機を見て実施したい。
公民館本館の学習室Aの電子ピアノは、旧福祉会館の閉館に伴い、現在の場所に暫定的に設置されたものと考えている。電子ピアノは今年の夏ごろに故障し、専門業者に確認してもらいましたが、型が古く交換部品もないため、復旧は困難との説明を受けている。公民館本館の学習室Bのアップライトピアノや、公民館各館にもピアノのご利用をお願いしたいが、どのような対応が可能か引き続き検討をしたい。
将来の施設の考え方について
公民館本館は老朽化が進んでいるということであったが、今後の公民館本館について、どのような方向性を持っているか。
公民館本館は、東京都から土地を借りており、建物は東京都との区分所有物件となっており、今後の方向性の検討に当たっては東京都との協議が必要となる。公民館中長期計画では、今後、本庁舎跡地利用等の検討が進んだ際には、公民館の活動場所としての可能性も検討したいが、今後の公共施設の在り方の協議や公民館運営審議会の意見なども伺いながら、検討を進める必要がある。
大型家電回収に関する連携協力への国内の取組みについて