行財政改革推進調査特別委員会行政視察報告(2018.01.23-01.24)

一日目

  • 所感 (きたかみPing!Pong!Pang運動について)

北上市の活動の特徴は、改善テーマを議論する前に、各自改善を実施してから評価をするという手法を取られており、とても良いと感じました。また改善活動を行う事で、職場のコミュニケーションが図られて、業務にも役立っている事は、副次的効果として大きいと感じました。10年の節目を迎え、現在も試行錯誤をされているのは凄い事だと感じました。職員の積極性を引き出す取り組みとして大いに参考となりました。

  • 所感(政策評価・事務事業評価について)

北上市の政策評価・事務事業評価は、事業選定のルール、マネージメントシート作成に特徴が見えた。シートのメリットとして、業務について担当者が再認識できること、周りの人が業務の内容を理解しあえたというのは大きいと思います。作業の負担も心配されましたが、習慣づける事で、それほどの負担でないという事も感じた。それぞれの作業工数について、工夫をしながら業務毎に計算がされていることも参考になりました。

二日目

  • 所感

業務の可視化からスタートし、全庁共通業務14%を10%まで見直しをされて、時間外勤務も大きく削減(一人平均11.4時間から8.9時間へ)をされている。市長のリーダシップの元、専門家を入れずに、民間手法を大胆に取り入れ、庁内で目標を定め、ベテラン職員へのヒアリングにより様々な改善を実施されているのが特徴です。職員の直接的なインセンティブより、働き方改革の観点からの取組であり大いに参考になりました。