視察先:栃木県宇都宮市 ライトキューブ宇都宮
視察日:2025.10.9 ※10日は小金井市で公務の為2日目は参加せず
テーマ:「成熟社会の都市のかたち~コンパクトで持続可能なまちづくり~」
午前
午後の一般報告
- 南学氏(東洋大学国際PPP研究所シニアリサーチパートナー)
「『縮充』発想による公共施設マネジメント」 - 大西秀人 高松市長
「都市縮小時代の持続可能なまちづくり~人がつどい未来に躍動する世界都市・高松~」 - 森本章倫 早稲田大学理工学術院教授
「次世代交通とコンパクトで持続可能なまちづくり」
様々な年の課題を解決するために、平成19年度に策定した「第5次宇都宮市総合計画基本構想」において、これからの人口規模・構造や都市活動に見合った都市の姿である「ネットワーク型コンパクトシティ」(NCC)を長期的なまちづくりの方向性として全国を先駆けて位置づけられ、その象徴とも言える南北の鉄道に対して、東西の機関公共交通となるライトラインを整備した、まちづくりは大変に興味を引くものでありました。現在はNCCを土台とし2030年を見据えた地域共生社会・地域経済循環社会・脱炭素社会の3つの社会が、「人」づくりの取組みと「デジタル」技術の活用を原動力に人口減少社会においても持続的に発展する「スーパースマートシティ」構築に向けて取組まれているとのこと。
人口規模や市域面積、都市構造の成り立ちなど、小金井市と異なる点はありますが、今後、バスの運転手不足によるルート再編、高齢化社会に向けて、歩いて暮らせる・歩いて楽しいまちづくりについては、一層スピード感を持って取り組んで行かなくてはならないことを実感した。
また、2013年に会派視察で伺った高松丸亀町商店街のその後のお話も、高松市長から伺う事ができたことはよかった。



「人口減少・成熟社会のデザイン」
「人口減少社会に対応する都市の構造改革~100年先も発展できる『ネットワーク型コンパクトシティ』の形成~」