小学校のトイレの問題については、多くのお声を頂いていおり、私は、2020年から繰返し議会でも取り上げて参りました。洋式トイレの整備率は、都内最下位の38.4%から80%を超えたものの臭気の課題は完全には解消されておりません。
今春、あらためて保護者の方から、「給食中にトイレの臭いが漂ってきて、子ども達が食事をおいしく感じられない」という声が寄せられました。
これは単なる「臭いが不快に感じる」という問題にとどまらず、食育や子どもの健康、学校生活全体に関わる重大な課題であり、あらためてこの課題に「終止符」を打つべく議会で質問に取り上げさせていただきました。
5月12日 学校にアポを入れ校長先生と特に課題となっている西校舎1階男子トイレを視察させていただきました。臭いは相当きついものが有り、トイレの窓を開けた状態で、廊下を挟んだ教室の机に座ったところ、大変強い臭気で「給食時の様子」を想像することは容易でした。
その結果を教育委員会に報告して、自身で臭気を測定しようと測定器を庁内で探し回っていた所、教育委員会が動いていただきました。臭気を測定したところ値は4.3(6段階の評価で、適当値は2.5~3.5)この結果も受けて抜本的な対策について検討を開始いただきました。
6月5日 一般質問で改めて課題について共有させていていただき。6月中の対応(配管工事)をお約束いただくことができ、早速、6月14日 PTA会長が見守る中、工事が行われました。
6月25日 感謝を込めて再び測定器を持って現場へ。 結果、同様の測定では悪臭が検知されませんでした!!
これまで、熱心に取り組まれて来られたPTA、教育委員会の皆様に心より敬意を表します。
残された課題の解決に向けて更に取組んで参ります。



