定例会が閉会しました。
新庁舎および(仮称)新福祉会館建設工事費、小金井市立小中学校給食の無償化経費🍛を含む補正予算が賛成多数で可決されました。
賛成15 🗳️ 小林、渡辺ふき子、五十嵐、河野、遠藤、吹春、岸田、沖浦、村山、鈴木、斉藤、坂井、水谷、安田 、清水
反対 6 🗳️ 水上、たゆ、片山、渡辺大三、高木、古畑
※森戸(議長の代役の為 採決には加わらず)、宮下(病欠)
私は、会派を代表して賛成討論を行いました(YouTube 1:05:42)
議案第53号小金井市一般会計補正予算(第6回) 賛成討論
議案第53号小金井市一般会計補正予算(第6回)に対して、小金井市議会公明党を代表して特に4点について意見を申し上げます。
▼物価高騰対策
まず物価高騰対策として、保育施設運営事業者事業継続支援金事業について評価いたします。今後、政府の総合経済対策の裏付けとなる国で成立した補正予算にある「重点支援地方交付金」なども活用し、ニーズにあった支援策を適宜適切に予算化していただきたいと要望する。
▼HPVワクチン接種
命と健康を守るHPVワクチン接種について、2000名分の補正予算が計上されていること。キャッチアップ接種の駆け込み需要もあり、小金井市においても当初予算を大きく上回る接種人数となっています。全国ではワクチンの供給に不足も生じている中、国は本年度中に1回でも接種を受けた人には、残りの接種についても無償で行う方針を明らかにしました。変更点の周知を求めるとともに、更なる不足が発生した場合には、速やかに補正予算の提出をもとめます。
▼学校給食完全無償化
市立小中学校給食費補助(2025年1月から実施)補助する補正予算を発表。実質7/8の補助が決まり、これで都から毎年約5億円の支援を受けられる事となり、小金井市でも三学期(1月)から無償化に踏み切ることになりました。大変に多くの子育て中の皆様からご要望やご相談を頂いており、今回の決断について感謝申し上げます。また、学校給食代替弁当補助金も同補助を使って実施頂けることも高く評価いたします。
▼新庁舎・(仮称)新福祉会館建設(保健センター機能含む)
新庁舎・(仮称)新福祉会館建設工事費の債務負担行為補正約130億1,128万2千円。合わせて、追加議案として市役所の位置を変更する条例も提案されています。 (4年後供用開始予定)さまざまな紆余曲折、経過が有りましたが、多くの市民や職員の皆様のご努力によりここまで到達いたしましたことに御礼申し上げます。市議会としても、都度検討が行き詰まる中で、意見を出し合って進んできた経過もあります。
令和4年には、西岡市長が「市民生活に関連する他の施策に影響なく建設を進められるのか」との議会からの問いに明解に答えることができない事態となり、議会の多数が市民代表としてストップをかけざるを得なかった事も有りました。
本予算が可決された上では、なお一層の一般会計への負担を減らす財政運営や、地域貢献策やクラウドファンディングやネーミングライツなど、100年に一度の大事業を、より効果的なものとなるよう工夫をしていただきたい。
また福祉会館部分の詳細の利用方法や、カフェなどの検討再開など十分な体制を整えてご検討いただきたい。セキュリティー対策や、DXについては時代に有ったものとなるようネットワーク要件定義の再検討。シャトルバスや北側交差点の課題解決を含めた、交通対策もしっかりと、4年後の供用開始に合わせて準備を進めることを強く要望する。
将来、DXにより「行かない窓口」が進んだとしても、丁寧な相談ができる。人が集い繋がれるそんな公共施設として、永く、多くの方にご利用いただけるよう創意工夫することをお願いし、賛成討論とする。
そのほかにも 「コンビニ交付取扱い手数料減額事業」(2025年2月から5月の間、手数料を10円に減額するもの)など重要な予算が含まれています。