本にもっと親しめるまちにするために
図書館に対する市民の皆さんのご期待は非常に大きい。図書館施設の具体的な検討が進まないが、サービスの充実を更に図っていただきたい。
ア)図書の貸出し期間、貸出し冊数は適切か
資料「多摩26市 市立図書館図書貸出状況一覧」を提出いただいた。
イ)小金井市図書館所蔵以外の本のオンライン予約を行わないか
【電話予約】無し8市。小金井市を含む有りが18市。
【オンライン予約】小金井市を含む無しが19市。有りが7市
ウ)全小中学生に「こがねい電子図書館」利用カードを配布しないか
立川市では、小中学校で一人一台配布しているタブレットPCから「たちかわ電子図書館」にアクセスし、読書や調べもの学習等に利用することができるように、電子図書館専用カードを配布した。
エ)公立小中学校の図書館を一般に開放しないか
●練馬区 学校開放図書館
学校が休みの週末や長期休暇時は朝9時から17時(冬季は16時)
中学生や大学生も学習席で勉強が可能。
●中野区 地域開放型 学校図書館
学校内の図書館の隣の教室とつなげて区立図書館分館を併設したスタイル。
区立図書館部分は平日も利用可能。
●千代田区 昌平まちかど図書館
昌平童夢館(しょうへいどうむぷらざ)内に図書館、小学校、学童、保育園、幼稚園が併設。
オ ) 今後の施設方針について
【公共施設等総合管理計画(H29.3)】「市民サービスの向上及び財政負担を軽減する観点から、他の施設との複合化等も視野にいれた検討を行います」
【 小金井市図書館運営方針(改訂版)(H30.11)】「図書館に必要な施設規模についてー算定に基づく規模」小金井市図書館の合計床面積は3,185㎡に対して、目標基準などとの比較では、2,076㎡~4,213㎡不足している。(貫井北分室(約700㎡)の3倍に値する)
【 社会教育関係施設個別施設計画(R3.3)】R12までのロードマップ「当面は施設の長寿命化を目指します。、、検討に際しては、市民や関係各所からの幅広い意見をいただきつつ、市の公共施設全体で集約や再編といった可能性も踏まえ、検討していく必要があります」
スポーツ振興について
「東京オリンピック・パラリンピック2020」を終えた。アスリートやボランティアをはじめ携わられた全ての皆様に、改めて感謝を申し上げます。
そして今、そのレガシーをどのように繋いでいくのかが行政にも問われている。その一つとして年齢を問わずスポーツ人口を増やすことで、心身を鍛え、健康も維持できる取り組みが必要である。
ア)高架下を活用したスポーツ・レクリエーション施設を整備しないか
イ)部活動改革の今後の取組について
部活動指導員については私も平成29年度から取り組んで来た課題でもある。
是非、柔軟な対応を教育委員会からもバックアップいただきたい。
また、今後の部活動を含めた地域スポーツの在り方に関する検討も、スポーツ推進審議会で大いに検討頂き、できればその中心となる組織の構築を要望する。
民生委員・児童委員の負担軽減について
民生児童委員さんに期待される役目が多くなる一方で、担い手不足の課題が解消されていない。またコロナ禍、活動も制限される状況でもあるが、今後を見据えた対策が望まれる。
平成26年にも同じ切り口で質問をしている。
ア)充足状況と募集の課題について
2019年に厚生労働委員会調査室が出されたレポート「民生委員制度の現状及び今後の課題」によると様々な指摘がされている。
- 低所得のひとり親家庭も増えている。
- 戸別訪問活動や、福祉サービスの利用支援を担う民生委員の存在意義は高まっているが、その基盤はむしろ弱まっている。
- 委員の高齢化が心配される。その背景には雇用延長や、共働き世帯の増加で時間の都合がつきやすい専業主婦が減った要因も大きい。
- 業務のオンライン化に取り組む自治体もでてきた。
(石川県野々市市は年内に、すべての民生委員にタブレット端末を貸与する方針。) - 見守りにAIを導入して負担軽減をしているケースもある。
【貸出冊数】10~15冊が18市。20冊が2市。30冊が2市。45冊が1市。小金井市を含む無制限が3市。【貸出期間】14日が20市。15日が2市。21日が小金井市を含む4市。