高度・急性期医療センターを視察

この一週間で9956人の方が熱中症で救急搬送されたとの報道もありましたが、本日も大変に暑い一日となりました。皆さんくれぐれもご自愛ください。

高度・急性期医療センター「公立昭和病院」構成市の議員希望者による、施設見学会がありました。医療の現場は日進月歩であります。私も、数年に一度は必ず出席させていただいております。

公立昭和病院は、高度専門医療と救急医療を提供する「急性期病院」として、予防から治療までを担う「がん拠点病院」として、心強い存在であります。

今日は、放射線科の先生による「CTガイド下生検・ドレナージ」について講演をいただいた後に、救急救命センターや、人間ドック学会認定の検診センター、SPECT-CT装置、オペ室などを見学させていただきました。

今後、2025年の超高齢化社会が問題視されていますが、将来的には2040年がピークになります。具体的には、お亡くなりになる病床が圧倒的に足りなくなるといった課題が発生します。そのため、急性期病院とは適切にお付き合いしながら、住み慣れたまちで安心して暮らしていただくための地域連携(地域包括ケアシステム)の構築がまったなしとなります。公立病院としては、地域医療の底上げやネットワークづくりの中核として力を発揮していただきたいと思います。