昭和病院企業団議会行政視察報告(2023.11.1-11.2)

視察先大崎市民病院
視察日:2023.11.01
テーマ:病院経営全般について

病院理念に「市民が安心できる医療の提供」を掲げ、宮城県北唯一の救命救急センターとしての様々な取組や、切れ目のない医療を提供されている地域完結型医療など、多くのことを学ばせていただきました。

手術支援ロボットやTAVI(軽カテーテル大動脈弁置換術)の導入など全国トップクラスの医療体制。患者サポートセンターに加え、地域の医療機関とも密に連携した取り組みなどを伺いました。また、令和5年にTQMセンターを新設されての、病院経営改革への取り組みについても興味深くお話を聞かせていただきました。

視察先八戸市立市民病院
視察日:2023.11.02
テーマ:病院経営全般について

救急救命の第一人者でもある今明秀先生を事業管理者とする八戸市立市民病院。公立昭和病院坂本哲也 院長(企業管理者)とも切磋琢磨された中とのこと。大変に心強いです。

ドクターヘリ、ドクターカーなどの最新の設備・体制、最先端の救急医療の取組を拝見し、経営健全化の取り組みなども具体的に伺うことができました。地域の医療拠点として切れ目のない医療を提供されている病院運営に多くのことを学ばせていただきました。

「劇的救命」を掲げ、救急医療(ドクターヘリの出動)の課題となる人員確保についても工夫をされ、驚異的な出動回数を誇り、現場に駆けつけ、その場ですぐに救急処置することができるドクターカー(高次緊急処置車 V3)を八戸工業大学と共同で開発されるなど、興味深いお話を伺うことができました。