一般会計補正予算(第6回)が提案され、予算特別委員会(9/14)において審査され、賛成多数で可決されました。
補正予算に含まれる自転車用ヘルメット購入助成事業補助金については、本年6月の定例会で取り上げをさせて頂き「早ければ秋ごろ」という前向きな答弁をいただいたものです。
今後、本会議(9/25)において可決となれば、10月1日から助成がスタートすることが決まります。
賛成 9 小林、渡辺、遠藤、吹春、岸田、鈴木、片山、高木、安田
反対 2 森戸、たゆ
※敬称略。坂井委員長は採決に参加せず。
予算特別委員会では、実施に向けて詳細を確認いたしました。
もくじ
目的について
本年4月1日から道路交通法が改正され、自転車に乗るすべての方に対してヘルメット着用が努力義務となった。着用率を上げ、重大事故を減らすことが有効と考える。着用率向上のきっかけとなるよう本事業を提案する。
協力店の承認方法について
開始前に店舗から申請書をお送りいただく予定。開始後にも随時追加での申請を受け付ける想定。協力店の条件は、SGマーク等安全基準を満たす新品のヘルメットを販売できるということ。市内の自転車販売店が中心となる。量販店にも協力を得たい。
(海外の認証のものも都補助の対象としていることから、小金井市でも同様の考えとする予定)
市民の方への補助の方法について
協力店舗にて自転車ヘルメットを購入する際に、その場で2千円引きで購入いただく。市は後日、協力店舗に補助金を交付する。
チェックの方法について
協力店にて申込書を記入いただき、ご本人確認資料を提示いただき確認を行う。申込書は最終的に市へ集約する。
4月以降購入した方も遡及してほしいとの声について
今回の制度は、未購入の方の購入を促すことで自転車ヘルメット着用率の向上を目的としているため考えていない。
市民への周知方法は
協力店や自転車駐車場等にポスターを掲示や、市の施設各所にチラシを設置予定。 市報(10/1号)、ホームページ、X(旧Twitter)等でも幅広く周知していく。
補助額(1個あたり2,000円)、予算額(3,000個分)の妥当性について
本市の人口規模で東京都の補助上限となっている。
早期に金額に達してしまった場合の方針については
東京都の補助を活用した事業のため、次年度以降の都の状況を見て検討する。
自転車の安全走行に関する取組について
今月の9月21日から30日までの10日間、秋の交通安全運動として集中した啓発活動を実施予定であり、特に改正道路交通法のこともあるため、自転車等のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底を図る。
自転車走行空間の整備方針について
令和4年8月に策定した小金井市都市マスタープランにおいて、「誰もが安全で快適な、人にやさしい交通環境の整備」として、自転車利用環境の形成を行っていくこととなっている。交通管理者等とも連携し、自転車走行空間の整備を推進して参りたい。