定例会が終了いたしました。

定例会最終日は日付を跨いだため延会をして閉会。本会議後の諸委員会を終え帰宅は26時を回っておりました。終了前には、公明党会派で廃止となる、みどり号の更なる代替え手段に対する要望書を提出させていただきました。

また、二年間にわたる総務企画委員会委員長の職務も、数十年振りの事務検査などもありながら、無事に任期が終えられそうです。関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

所属しておりました、行財政改革調査特別委員会の調査締括り意見はこちらからご確認いただけます。

以下、珍しく補足談。

「市民軽視の残念と言わざるをえないやり取りに終始した定例会が終了」

当初予算は、市民生活を第一に考えた結果、我々も賛成。結果、賛成多数で可決となったが、市政運営に対する厳しい内容の賛成討論が飛び交いました。また、賛成をした議員の中から予算執行に条件を付ける決議および「西岡市長に対し、公約不履行に関して市民と市議会へ真摯な説明と対応を求める決議」が提出され賛成大多数で可決された事は重く受け止めていただきたい。

西岡市長就任後、増大する人件費と悪化する経常収支比率に危機感を覚えた。

任期中最後の当初予算編成にあたり、市長が公約として掲げる子育てサービス拡充と経常収支比率90%以下を同時に達成することができるのかと、12月に質問した。

総務部長からは、人件費の改善の見通しは無いとの答弁。

企画財政部長からは、市民サービスを拡大していく以上、経常経費が下げられないので、経常収支は下げられない。今回の予算編成において、経常収支比率を下げる事は考えていないとの答弁。

今定例会の中で市長は、この状況でも尚、両方やり遂げると答弁。

私は、答弁の訂正もしくは、両部長か考え付かない方策があるのか質問した。

市長の答弁は、
「両部長からの答弁は、冷静な分析で現状、事実。現状では非常に厳しく、経常収支比率90%を切るのは厳しいが、目指すべき目標として堅持している事は、部局と共有している。」と、いつもの美辞麗句が並ぶが、本質が噛み合わない。

課題は今、目の前にある。

とはいえ任期満了の12月までは、このような状況下で、438億円規模の一般会計予算と12万市民の生命と財産を預ける事となる。

行政と議会は車の両輪と言われるが、これからも議会の側がエンジンとなりハンドルを握る決意で臨んでいく。