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平成30年第3回小金井市議会定例会

平成30年第3回小金井市議会定例会

1  薬局の休日診療対応を事業化しないか

まず初めに薬局の役割という意味で、「医薬分業」について若干触れさせていただきます。厚生労働白書に医薬分業とは、「医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担し国民医療の質的向上を図るものであり、医師が患者に処方箋を交付し、薬局の薬剤師がその処方箋に基づき調剤を行うことで有効かつ安全な薬物療法の提供に資するものである。」とあります。意義としては、薬局の薬剤師さんが患者の状態や服用薬を一元的・継続的に把握し、処方内容をチェックすることにより、複数診療科受診による重複投薬、相互作用の有無の確認や、副作用・期待される効果の継続的な確認ができ、薬物療法の安全性・有効性が向上することがまず挙げられます。非常に重要な役割があります。

我が国では、医薬分業の推進により、処方箋受取率が昭和 50 年頃から徐々に上昇し、平成 26 年度には 68.7%に至っています。少し古い調査となりますが、小金井市医師会医療機関は78.2%と高い分業率を推移し薬局の役割は更に重要となっています。

⑴ 本市の実態と、他市の状況について。

さて、現在小金井市に於いて、市が委託をして医師会・歯科医師会さんには、休日診療を当番制で実施いただいており、市民の皆さんは大変に助かっているわけです。しかし、「医薬分業」が進む、そういった役割・体制の中で、薬剤師会は、休日当番医に合わせて、休日当番薬局を自主的にお願いして開けて頂いております。

休日当番薬局は、休日に医療受診された市民の処方せん調剤を受ける重要な業務です。しかし、現在は当番薬局がただでさえ、休日で割高な人件費など、全額自己負担し運営していただいています。まずは、資料も出していただいておりますが、本市における実態と他市の状況について伺います。

答弁者  (福祉保健部長)休日当番薬局は、平成16年4月5日号の市報から掲載しているので、確認できる範囲でも14年以上、薬剤師会の自主的な取り組みの元、実施していただいている。医療問題連絡協議会でも数年要望をいただいている。18市が何らかの支援を行っている。

⑵  薬剤師会に委託をして休日当番を実施するべき。

既に何も対応をしていない自治体は多摩26市中で小金井を含め8市となっております。7割の市で何らかの対応がされています。近隣市においては全ての自治体で対応がとられているようです。厳しい薬局経営の中で、今後も継続して安定的に、市民の皆さんが休日の処方せんを受け続けられるよう要望するものです。すでに、薬剤師会のみならず医師会からも要望はでているのではないでしょうか。是非、小金井市に於いても、医師会や歯科医師会同等に、委託事業として実施をするべきだと考えますが、如何でしょうか。

答弁者  (福祉保健部長)永年に渡って市民に貢献していただいている。本市においても重要課題と考える。必要財源の確保に努めながら内部で検討したい。

答弁者  (市長)重要な要望。実施の時期も含め、どのような対応が良いのか、担当部局と検討したい。

2 桜に関する課題 その1(名勝小金井桜)

「玉川上水・小金井桜整備活用計画」に基づき、「名勝小金井(サクラ)復活」に向けて、東京都及び市職員の皆様にはご努力をいただいております事を感謝申し上げます。その上で、先日も、樹勢調査に同行させていただきましたが、まさに桜は生き物です。「名勝復活」と一言で言えるほどたやすい事ではありません。誰かが主体的になり、熱をもって進めて行かなければ達成しえないと考えます。そして、その役割は紛れもなく小金井市に有ります。

⑴  名勝小金井桜のモデル地区の桜の植え替えを。

平成22年度から平成29年度の間で、175本が植樹されましたが、植樹後の育成管理(下草刈り・定期的施肥・ヒコバエ等の剪定)が十分で無い事もあり、次代に継承するヤマザクラの名勝小金井桜並木として成長し、再生できるか否か、危ぶまれる状況である事は市も重々ご承知の事と思います。その中で、今、具体的に植え替えの課題となっているのが、「ヤマザクラ以外の後継樹(4本)」「枯死した後継樹植樹苗(2本)」「枯死寸前の小金井桜古木(4本)」の計10本でありますが、これらの植え替えについてどう考えられているのでしょうか。

答弁者 (生涯学習部長) 枯死したサクラ(2本)の植替えについては、教育委員会としても必要と考える。一本でも多く植替えができるよう調整していく。

⑵  フェンス内に植樹した後継樹の育成管理は市民の手で行えないか。

昔から桜は、365日のうちは花見10日、育成管理355日といわれており、日常管理が可憐な花を咲かせるためには一番大事であり、そのために「桜守」といわれる役職が生まれ「桜は人の手を介して咲く」と言われます。
都教育庁が直接の管理者という事では、新宿から距離がありますし、地元に於いて日常管理しなければ、国の名勝指定を受けた名勝小金井桜の「再生」は成し遂げられないと考えます。その為にも、植樹した後継樹の育成管理の為に、市や地元団体が、水道局からフェンス内への立ち入り許可を受け、都教育庁から依頼を受け作業を行う事が必要になります。現在の交渉状況について伺います。

答弁者 (生涯学習部長) 安全上の理由から認められていない。一方で育成管理の一部を精通した地元の市民団体にお願いすることは、文化財保護の観点では十分検討しうると考える。また、細部にまで行き届いた桜の手入れが可能となり、結果、枯死の確率も下がると考える。引続き、東京都と精力的に調整していく

⑶ 緑道の除草作業の年間作業スケジュール見直しについて。

柵の中は、東京都で除草作業を行っていただいております。以前も議会で質疑がありましたが、こういった事業に精通していない委託業者が作業し、トラブルになることもございました。都が年回3回実施いただいている除草作業スケジュールの見直しを提案させていただきたいと思います。
春は、花の開花終了後から、ゴールデンウィーク前。
夏は、ノカンゾウの開花終了後にあたる7月後半。
秋は、曼珠沙華とも呼ばれますが、彼岸花の開花終了後の9月下旬。
この最適な時期
に調整を依頼していただけないでしょうか。

答弁者  (都市整備部長) 東京都水道局と調整を図っていく。

⑷名勝復活のための植樹(本数と苗育成)の「年次計画」策定を。

系譜の正しいヤマザクラの苗の育成は、市民団体の活動として、大変に高度な専門性を有した会員さんが中心となり、発芽から7年の歳月をかけて育成管理を行われていります。移植可能な苗に成長後は、小金井市を通して東京都に提供し玉川上水堤に平成22年度から平成29年度に於いて175本が植樹されましたが、今後、安定した苗木の育成までを考えた、植樹の32年度以降の計画を早急に示していただく必要がございます。

答弁者  (生涯学習部長) 現時点で、小金井橋から西側で「43本」、梶野橋から東側で「8本」が補植必要本数と認識している。残された未着手区間の整備を遂行するために、平成32年度以降の整備事業計画を、計画的な苗木の育成方法を東京都と市民団体と検討しながらたてていく。

名勝小金井桜がの復活と言っても、小金井市域だけではなく、小金井桜全域(小川水衛所跡~境橋間)の4市に跨る玉川上水両岸6kmの小金井桜再生が重要ですが、地元4市(小金井・小平・西東京・武蔵野)の間では小金井桜復活に対しての温度差があるのも実情です。

4市が同一歩調で小金井桜再生に積極的になる為にも、「小金井」という名称がついている小金井市の市長が旗を振り小金井市がリーダーシップとをとって小金井市域の再生を進捗させ、他市にアピールしていくことが大事であると思いますが、如何でしょうか。そのためには、小金井市域である茜谷橋~梶野橋間のフェンスの内側に植樹する系譜の正しいヤマザクラ苗の育成から移植・その後の育成管理を小金井市の責任に於いて実施できるよう、市長からも東京都に対して「丁寧な働きかけ」をしていただく必要があります。

答弁者  (市長) 4市に渡る大切な遺産。後世に残していけるよう、私としてできる限りのことを取組んでいく決意です。

3 桜に関する課題 その2(小中学校)

桜は学校のシンボルであり、児童生徒達の沢山の思い出が詰まっています。
しかし、老木になって事故の原因にもなりかねません。先日も、東小学校において、ソメイヨシノの老木が倒れフェンスが壊れた被害があったと伺いました。幸い、人への被害は無かったようですが、わかっている以上危険を回避する必要があります。

⑴   小中学校の老朽化した桜の実態調査と再生を。

小中学校の老木となった、桜の実態調査を行い、計画的に「桜の再生」を進めていただけないでしょうか。計画的であれば、小金井桜の系譜を持つヤマザクラを、一緒に植える事も可能だと思います。是非、ご検討ください。

答弁者 (学校教育部長) 緑化のモデルでなければいけない。桜に限らず、倒木の危険性があるため、教育委員会として、提案の趣旨を捉え、目視点検を始め現状把握を行い、子ども達の安全確保、近隣の迷惑にならないよう対応する。

4 「都市型水害」を想定した総合水防訓練へ

毎年、小金井市においては5月に都立武蔵野公園野川第2調節池で総合水防訓練が実施されています。消防署をはじめとする多くの団体のご協力をいただき、大変に有意義な訓練となっています。

⑴   いろいろな場所で開催できないか。

課題としては、市民の参加者の方が固定なっている点が挙げられます。会場が、小金井市の南端で有る事。また、野川という立地により、一般の方は、野川の氾濫への対策・訓練と、考えている場合も多いのではないかと思います。野川という立地を最大限に活かした、レスキュー隊員の模擬訓練など、普段見られないものもある一方で、多くの市民の方に、参加していただく工夫をする必要があると考えます。
本日も台風が接近しておりますが、理由としては、先日の豪雨の際も、住宅の浸水があったと聞いています。このように、「都市型水害」への対策は全市民が知っておくべきもので有り、水防訓練は固定概念にとらわれず、実情にあったものにしていく必要があります。東京都の建設局によると、「都市部では、近年、ヒートアイランド現象によるとも考えられる局地的な集中豪雨が頻繁に発生しており、都市型水害が深刻になっています。これまでにも河川や下水道など治水施設の整備を進めてきましたが、平成11年7月の集中豪雨により、地下室浸水による死亡事故という新たな形態の水害が発生しました。このことから、東京都では、地下空間浸水対策にも重点を置き、対策を実施してきました。」とあります。
他市での開催場所は様々です。野川での訓練も大切だと考えますが、例えば野川の訓練は隔年として、隔年で市内の他の場所をローテーションして実施しては如何でしょうか。

答弁者 (総務部長) 市としても河川から離れた場所での浸水対策とそれに伴う訓練の必要性は感じている。他市を参考に、消防署とも連携・協議しながら、より多くの市民のみなさんに参加いただけるよう検討していきたい。

⑵  都市型水害を想定した身近な訓練も取り入れないか。

訓練内容も各市様々です。小金井市でも行われている「土のう」の作成や、簡易水防工法など、とても勉強になりますし、多くの市民の方に体験していただきたい訓練です。武蔵野市さんは、「家庭でできる水防技術区講習会」。府中市さん・小平市さんの「住宅浸水防止工法」、西東京市さんは「都市型地下浸水防止工法」など、各家庭の危険と必要性を説明した上で、具体的な訓練を行っていることも参考になると思います。また、調布市さんは「応急救護体験」を行っていますが、秋の総合防災訓練にお越しになれない方もいらっしゃいますし、当然、水害により応急救護が必要な場合もあります。消防署と連携をとりながら、多くの方に関心を持って頂ける、わが家で我が地域で役に立つ、更なる充実した訓練内容をご検討いただけないでしょうか。

答弁者 (総務部長) 市民一人ひとりや地域の自助・共助意識の醸成を図るような参加型訓練を増やしたいと考える。他市の事例を研究し、来年以降の訓練において、実現できるものは実施したい。

例えば杉並区のホームページなどを見ますと、都市型災害への様々な情報が掲載されています。都市型災害への取組として、このような事も併せて、研究していただきますようお願いを申し上げます。また、水害に限りませんが、わが家の時系列の避難行動計画「ファミリー・タイムライン」作成を促すなど工夫をお願いします。

5 東京2020自転車ロードレース競技のコース決定

8月9日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、東京2020自転車ロードレース競技のコースが発表されました。武蔵野の森公園をスタートし富士スピードウェイでゴールするコースですが、その中で、東八道路を中心とする小金井市内も会場となることが分かりました。

⑴   多くの市民が五輪に触れる事ができる対応策の検討をはじめないか。

同日コース公表に伴う通過8市の自治体首長からの共同声明がありました。当然、小金井市も加わっております。声明の中にはこうあります「子どもたちをはじめとした多摩地域の多くの市民の皆様が、トップアスリートによる競技を間近で観戦し、競技の魅力を体感しながら、大いに楽しんでいただくとともに、世界中から訪れる方々に、多摩地域ならではの美しい自然や伝統芸能などの多様な文化に触れていただき、スポーツ振興や観光振興など、多摩地域全体の振興に繋がるよう、各市で連携した取組を進めてまいります。」とあります。小金井市において具体的な検討をはじめていただきたいと、要望しますが、如何でしょうか。

答弁者 (生涯学習部長) 小金井市域はパレード走行区間となる。また、その一年前にはテストイベントも行われる予定。今後、組織委員会の運営方法が固まってきた手、市でもボランティアの募集をさせていただく予定。


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