もくじ
小中学校の樹木の計画的な管理について
⑴ 公立小中学校の樹木の管理の実態について
⑵ 「保全計画」を定め計画的な管理(剪定や植樹)を行わないか
公共施設マネジメントで建物については話し合われているが、学校の樹木の管理にも相当な予算が必要なので計画的な対応が必要であることは言うまでもない。
文部科学省> 学校施設整備指針> 中学校施設整備指針 第6章 屋外計画
第4 緑地 ー 1 共通事項
(1) 植栽のもつ機能を積極的かつ効果的に学校施設に取り入れることが望ましい。
(2) 維持管理の方法を十分検討しつつ,樹木の成長等の状況を十分予測し,長期的な展望のもとに緑化計画を策定することが重要である。
(3) 土地的条件,気候的条件や樹木等の特性を考慮しつつ適切な植物材料を選定することが重要である。
(4) 明るい雰囲気を作り出し,学校への愛着や思い出につながり,地域の人々が誇りや愛着をもつことのできるよう計画することが望ましい。
(5) 校地内に十分な緑化の空間を確保することのできない場合などにおいては,安全性に十分留意しつつ,建物の外周部,屋上等を緑化に活用することも有効である。
⑶ ヤマザクラの植樹も検討できないか
小金井桜は、およそ280年前頃に玉川上水にサクラ並木として植樹されたもので、大正13年(1924)12月9日に多様なヤマザクラの集積地として国の名勝に指定されており、その後、植え継がれて令和6年(2024)12月には名勝指定100周年を迎えようとしております。