定例会が閉会!当初予算が可決

令和8年第一回定例会が閉会しました。
令和8年度一般会計当初予算は公明党を含む4会派で提出した、調査結果の取扱い等が不明瞭な「都市計画道路に係る調査研究支援委託料」435.6万円を削除する組替動議が可決となり、市長がその結果を受け入れる発言(次回定例会で減額補正措置を行う)をされたことから、賛成15:反対8で可決されました。

採決結果
賛成:15小林、中井、太田、河野、遠藤、吹春、沖浦、天野、鈴木、岸田、吉良、水谷、永鳥、清水、安田
反対:8森戸、水上、たゆ、片山、渡辺、坂井、藤川、村上
※斉藤議長は裁決には加わらず。敬称略。順不同

また、近年の猛暑に伴う熱中症対策の強化を図るため、都の補助を使い、低所得世帯等及び生活保護受給世帯に対し、エアコン購入及び設置等に係る費用の上限10万円を助成する補正予算が提案され可決されました。私からは、そもそも一時的な立替え困難な世帯に対する支援策について検討を要望をいたしました、

令和8年小金井市一般会計予算に対する賛成討論

先ほど賛成多数で可決されました組替動議で示された「都市計画道路に係る調査研究支援委託料」435.6万円を除いた、議案第8号「令和8年小金井市議会一般会計予算」に対して、小金井市議会公明党を代表して、賛成の立場から討論をいたします。

本予算案には、小金井市議会公明党があらゆる場面で市民の皆様のご意見を代弁してきた内容が多く含まれており、高く評価するものです。以下、代表的な項目について申し上げます。

① 介護予防を推進するシニア運動教室の充実 実施拠点の拡大に加え、令和7年度に試行実施を行った、心身機能の維持・向上に寄与する「eスポーツ クラス」の新設により、定員が240名に倍増されます。エビデンスを収集し、今後さらなる充実を図るよう要望いたします。

② ICTを活用したひとり暮らし高齢者の見守り事業 ひとり暮らしの高齢者が安心して暮らせるよう、条件を満たした方の居宅に無線通信機能付き電球(ハローライト)を設置する事業です。24時間点灯・消灯がない場合に緊急連絡先へ通知され、必要に応じて事業者が訪問する見守り支援サービスの試行実施を評価いたします。実りある試行としていただき、本格実施時の利用者負担軽減についても併せて検討を要望いたします。

③ 路面下空洞化調査および道路調査の拡充 八潮市や、武蔵小金井駅周辺の市道陥没などを受け、路面下空洞化調査が単独予算化され、新たな路線も調査対象となりました。道路調査委託料については、北大通りでのFWD調査(路盤強度調査)を実施し、早ければ令和9年度から全幅の舗装打ち換えを行う方向が示されました。自転車走行の「青色切符」導入も見据え、安全に車道を走行できるよう確実に整備を進めていただきたいと存じます。

④ 避難所となる小中学校トイレの整備について 当局のご努力により、洋式化率は82%を超えました。今後は整備方針を策定し、臭気対策を含めたさらなる改善が進められます。新年度は特に、第二小学校特別支援学級棟や緑小学校南棟のドライ化、および全校での特別清掃が予定されていることに感謝申し上げます。

⑤ その他、評価すべき主な項目

  • 司法書士・行政書士・社会保険労務士など、専門相談員への謝礼
  • 江戸の糸あやつり人形の国指定無形民俗文化財指定に向けた調査報告書の作成経費
  • 肺炎球菌ワクチン、男子HPVワクチン(9価)、RSウイルスワクチン(妊婦対象)、小児インフルエンザの各接種事業
  • 学校定期健康診断における応援医委託料の確保
  • 特定健診・後期高齢者健診の終了日の1月31日までの延長 など

要望事項および課題について

  • 「稼ぐ自治体」への変革とGCFの活用 ガバメントクラウドファンディング(GCF)による「トイレカーの導入」検討は評価いたします。しかし、基金の運用も含め、稼ぐ自治体に向けたさらなる具体策を早急に示すよう要望いたします。
  • 市民交流センターの指定管理について 「指定管理委託料 その2」については、過去に類を見ない予算措置です。選定委員会での指摘がありながら、抜本的な見直しがないまま公募が実施されたことを理事者は重く受け止め、この教訓を他部署の選考にも生かしてください。今後も「市民の文化・芸術活動の振興や、市民相互の交流の促進を図る拠点」としてサービスが滞ることのないよう努めていただきたいと存じます。
  • 障害者交通費手当条例の制定に伴う予算 利便性が向上する一方で、制度変更が支援を必要とする方々の社会参加へのハードルとなっては、本市の掲げる「障がいのある人もない人も共に学び共に生きる社会」の理念に反します。広く利用者の声を伺い、柔軟な支援策を検討することを強く要望いたします。
  • 井戸水等の水質検査 数値が独り歩きし、庭先販売などの風評被害につながらないよう、国の情報も活用しながらJAや農業委員会と密に連携をとって進めてください。
  • 防災施策の強化と体制整備 自主防災組織の強化や防災フェスタの向上など、減災施策の強化は極めて重要です。事業を確実に推進するため、担当部署の体制強化は必須であると考えます。
  • 新庁舎および新福祉会館の建設 「3回目の入札に向けた早期建設」への準備を評価いたします。まずは応札に向け、庁内ワンチームで全力で臨んでいただきたい。中期財政計画が示され、財政規律の範囲内で進めていけることが説明されました私たちはここを「聖域」として青天井で進めるべきとは考えておりません。 今後、学校の建て替えや公共施設見直しに係る膨大な予算が見込まれる中、大胆な施設の複合化を検討することが重要です。財政負担の方向性については、市報やHP等を通じ、適切なタイミングで市民への十分な説明を行い、議会の理解を得られるよう努めることを要望いたします。

以上をもちまして、小金井市議会公明党の討論といたします。